Logistics (兵站)がものをいう-I

2006/04/26


今日は、タイトルのとおり、Logistics、ロジスティックス、兵站、について書いてみたいと思います。
この兵站という言葉は、広辞苑によると、
    作戦軍のために、後方にあって車両・軍事品の前送・補給・修理、後方連絡線の確保などに任ずる機関。
また、ロジスティックスで調べると、
    (兵站の意)企業が、必要な原材料の調達から、生産・在庫・販売まで、物流を効率的に行う管理システム。
とあります。

さて、なぜ今回、この話題について書こうと思ったのか。
まず、次の質問について考えてみてください。

・アレクサンドロス大王とその帝国・・・(1)
・古代ローマ帝国・・・(2)
・ナポレオンのロシア遠征・・・(3)
・ビスマルク・プロイセンと普仏戦争・・・(4)
・旧日本軍のインパール作戦・・・(5)

さて、上の5つのうち、二つに分けるとすれば、どう分けられるでしょうか。
答えは、簡単です。1,2,4と3,5ですよね。
しかし、ここでの基準は、成功したものと、成功しなかったもの、ではありません。

本当の基準は、兵站が上手だったものと下手だったものです。

さて、この2つのグループどのようにして分かれることになったのか。
次回、その答えに迫りたいと思います。

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この文章は、「Diocletianusのつくえ」において投稿された記事とは

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